
大会に出るのだけど様子が判らなくて不安

大会当日はどんな流れになるの?

一人で大会出るので教えてくれる人がいない
初めての大会参加、案内書類は来たけれど当日はどう行動したらいいのか判りませんよね。完走できるかも不安なのに、それ以外で気になることばかり。
走ることに集中したいですよね。
アリさんは陸上競技経験なしの47歳でランニングを始めて8年間継続しています。大小25以上のマラソン大会やトレイルランニングに出場してきました。
51歳で初挑戦したフルマラソンでは完走。
競技経験がなかったことで数年間は膝痛に悩まされました。10キロを過ぎた頃に必ず痛くなっていました。刺すようなあの痛みを何とかしたいとずっと思っていました。
でも良い柔道整復師さんに出会い根気強く通って施術してもらいながら、自分でも勉強や日々ケアを重ねて膝痛やスタミナ面の改善に成功。
今では体型をキープしながら年間を通じて楽しみながらランニングを続けています。

ていねいに大会当日の流れと注意点をお話します!

読めば初めての大会でも不安が解消できます!
走ることに集中できます!
※2020年からコロナの影響で大会中止が相次いでいます。この記事はコロナ禍前の大会運営を元に記載しておりますます。今後大会運営の手法が大きく変わることもありますのでご了承下さい。
【初心者向】初めてのマラソン大会、不安解消!当日10の流れと注意点

大会参加者は数百人〜数万人規模の大会まで様々です。場所も河川敷から田園地帯、大都会までいろいろです。
ほぼ全種類の大会出場経験がありますが、この記事通りの運営ではない場合もありますのでご了承ください。
流れをまとめると、
- 受付
- 場所確保
- 着替え
- 荷物管理
- ウォーミングアップ
- スタートエリア集合
- スタートからゴールまで
- 途中棄権の場合
- ゴールから解散まで
- 解散後
順番に説明します。
受付

受付の目的はゼッケンやタイム計測のチップ、記念品受取りがメインです。コロナ以降は体温測定や健康チェックがあると思われます。
大規模大会では前日受付が条件の場合もあります。
受付時には事前送付のハガキや受付メール等を提示することになります。
ゼッケン類が事前送付される大会もあります。その場合は当日受付なしのケースもあります。


大会規模にもよりますが、受付はスタート時刻の2時間位前に済ませておくと余裕があって良いと思います。
場所確保

受付の次は休憩場所の確保です。
スタートとゴールが同じエリアの場合、スタートエリア周辺に休憩場所が準備されていることが多いです。控え室と呼ぶ場合もあります。自分のバッグを置く場所を確保します。
ここでの注意点はレジャーシートを持参することです。
一人参加で大きなシートを持参するのはひんしゅくです。自分の場所を周囲に知らせるためにも、シートの持参をオススメします。
スタートとゴールエリアが離れている大会は場所確保はありません。次の着替えになります。
着替え

大会の多くは簡易的な更衣室が用意されています。休憩場所を男女で分けて、更衣室兼用とする場合もあります。
ポイントは、自宅を出る時に出来る限りの着替えを済ませておくことです。会場での着替えが簡単になります。
慣れた人は、上着を脱ぐだけで走れる服装になる人もいます。更衣室は利用しない人もいます。
着替えの一種
・ゼッケンをシャツに付ける。
・タイム計測チップをシューズに装着する。
2つはこのタイミングです。



ゼッケンが事前送付の場合自宅でシャツに付けてもいいですが、会場に到着する頃にはしわくちゃになるのであまりおすすめしません。
計測チップはゼッケン裏に付いているケースもあります。
荷物管理

大きなバッグは自己責任管理です。貴重品は預かってくれる大会もあります。預かってくれても長封筒程度の大きさの量ですので、預けなくて済むような状態で自宅を出ることを考えたほうが良いです。
理由は、ゴール後に受け取り忘れが考えられるからです。レース中、何が起こるか判りません。予想以上に疲れて注意力が薄れていることもあります。
スタートとゴールが離れている場合、荷物をゴールエリアまで運んでくれます。着替えを含めた全ての荷物を一つにまとめて主催者の指定する場所に持参して預けます。
大規模大会では荷物預けの時間がゼッケン番号で指定されている場合があります。
ウォーミングアップ

ウォーミングアップを始めたら控え室には戻りません。控え室とスタートラインが近い場合は上着を置きに戻ることはできます。控え室周辺でウォーミングアップをするのもいいでしょう。
スタート時刻までの余裕時間にもよりますが、準備体操、ストレッチはしっかりやりましょう。軽くジョギングかウォーキングをして身体を温めておくことも必要です。
周囲を見渡すと、多くの人が熱心にウォーミングアップをしています。このような人の姿を見ると気持ちが焦ってきますが、気にせずマイペースで疲れない程度のウォーミングアップにしましょう。
スタートエリア集合

ウォーミングアップの流れでそのままスタートエリアに並ぶことになると思います。事前自己申告によりレベル別にエリアを指定される大会もあれば、自由に並ぶ大会もあります。
コロナ後は密を避けたスタートエリア集合になると思われます。例えば時間差を設けたエリア集合です。
自由集合スタイルの注意点は、早く並ばないことです。理由は身体が冷えてしまうからです。スタート時刻の10分前くらいでいいと思います。
一度並ぶと屈伸程度の運動しか出来ないのでスタート時刻から逆算して並びましょう。
タイム測定はあなたがスタートラインをまたいだ瞬間から測定してくれるので安心して下さい。初めての大会では気が焦りがちですが、前方エリアに並ばない方がいいと思います。
完走が目的ですし、前方エリアは速い人が多くスタート時に巻き込まれるからです。
スタートからゴールまで

号砲を合図に徐々にスタートです!
大規模大会の場合は号砲から自分がスタートラインをまたぐまで数分以上かかる場合があります。
スタート時は最も混雑するときです。慌てると周囲とぶつかったり、つまづいて転倒する原因にもなります。
周囲の流れに合わせてゆっくり走り始めましょう。
あとはゴールを目指して走るだけです。途中の注意点は
・給水ポイントでは必ず水分を取りましょう。
・前半はスピードを抑えめに。
・後半はタイムより完走を目指しましょう。
給水ポイントの有無は大会要項に記載があります。給水ポイントがない場合はエナジーゼリーや負担にならない程度の水分を携帯しましょう。脱水症状は気づいた時には手遅れです。
前半は周囲の人に刺激されてペースが速くなりがちです。出来るだけゆっくり。500メートル以上の長い下り坂が前半にある場合はオーバーペースに特に注意しましょう。
後半になると周囲に必ず自分と似たペースの人がいます。後方に付いて行きましょう。合わないと思ったら無理せず次の人を探しましょう。
途中棄権の場合

初めての大会は緊張や不慣れなこともあり、思わぬアクシデントが発生することがあります。
棄権する勇気も必要です。
多少頑張ることも必要ですが、無理はやめましょう。
棄権する時の扱いは大会によって様々です。大会要項か受付時に確認しておきましょう。
大規模大会やスタートとゴールが違う場合などは、棄権者をゴールまでバスで輸送してくれるようなケースもあります。
棄権ではなく、制限時間オーバーによる強制ストップもあります。事前に確認しておきましょう。
ゴールから解散まで

見事ゴールラインをまたぐことが出来たら、多くの大会ではゴール直後に
・計測チップの回収
・記録証の受け取り
があります。人の流れが出来ていますので、その流れに乗って進めば迷うことはありません。
表彰式はありますが無縁でしょう。皆さんがゴールする頃には終わっていると思います。
解散は流れ解散です。意外とあっさりしています。着替えを済ませ、忘れ物に注意して会場を後にします。
ここでの注意点はゴール後の身体のケアです
必ずクールダウンやストレッチをして身体をいたわりましょう。自宅に帰ってからではなく、会場でやることが大切です。特に40歳以上の初心者は翌日の回復に大きく影響します。
解散後

完走できても出来なくても大会後は自分をほめましょう!
帰り道に入浴施設に立ち寄って、お風呂と食事やビールを飲んでもいいでしょう。自宅に帰ってから好きなものを食べたり飲んだりして
「打ち上げ」をぜひやりましょう!
難しい話は抜きにして、一人でも複数でも「打ち上げの時間」を大切にして下さい。
この時間がきっと翌日からのランニングの継続や次回の大会参加の意欲に繋がると思います。
帰宅後の身体のケアも十分に行ってくださいね。それでもきっと翌日は筋肉痛になります。
でもその筋肉痛は筋肉が成長するあかしです。
心地いい痛みであることを祈っています!
まとめ

長くなりました。流れと注意点をまとめます。
初めての大会出場は、いい印象で終わることが大切です。アクシデントや雨天は別として、完走だけを目指しましょう!
完走できれば100点です!
記録証は後日送付の場合もあります。
良い印象で終わることが出来て、記録証を見れば必ず
ランニングを続けよう!
もう少しダイエットを頑張ろう!と思えます。
アリさんはそうでした。一人でも多くの人が同じ思いになっていただけることを祈っています。
最後まで読んで頂きアリがとうございました!
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