・ロボットアドバイザーってどこの会社がいいの?
・紹介ばかりでロボプロの実体験談を聞きたい!
・悪い点は無いの?
・投資を始めたいけど何から手をつけて良いか迷っている。
こんな人に役立つと思います。
投資経験25年超の私。投資信託を中心に現物株式、外貨、貴金属などを保有。NISAやiDeCoも使っています。サラリーマンですので派手な投資はできません。堅実投資で結果にも満足しています。
2021年5月から始めた株式会社FOLIOのロボプロ(AI投資、ロボットアドバイザー)はホンモノだと感じています。ウェルスナビやTHEO(テオ)、楽天証券の楽ラップのロボットアドバイザー(略してロボアド)投資とは根本的に違います。
積立実行中の人にしか語れない生々しい実態を紹介します。悪い点や他社情報もあります。
FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)10ヶ月間の私の投資実績公開します!

進行中の積立、2021年5月から22年3月下旬までの10ヶ月間パフォーマンスはご覧の通り!

損益は+21,670円、+8.7%です。
投資の詳細はこちら↓スマホは横にすると見やすいです。
拠出金総額 | 248,836円 | 私が10ヶ月で払った金額です。 |
初回投資金額 | 118,836円 | 初回の最低は10万円です。 |
積立回数 | 10回 | 月1回。引落日は2パターンから選択可能です。 |
一回当り積立額 | 1万円を7回 2万円を3回 | 最低額は1回1万円。 積立額変更はアプリで自由にできます。 |
8.7%のパフォーマンスが他社のロボアドと比較して良いのか悪いのかは、「同じ期間」「同じ積立額」で同時投資をしないと具体的には判りません。
でも積立投資信託でサラリーマンが目指すパフォーマンスが年率5%と言われていますので10ヶ月で+8.7%は良い方だと思います。
私が積立投資した期間、マーケットではこんなことがありました。
・株式は2020年3月のコロナショックからの急激な回復(上昇)局面だった。
・2022年1月に、米国株を中心に大きな下落局面があった。
簡単に言えば「株式市況は上昇局面から最後は一気に下落局面があった。」
最後に下落局面があった中での8.7%です。

私の25年以上の経験からの主観ですが、とっても良いパフォーマンス(状況)です!
私より長い2年間のパフォーマンス他社比較がWEBサイトに掲載されています。
赤線で囲んだグラフの右端(2年後の状況)を注目ください。
ロボプロがリリースした2020年1月〜2年間のパフォーマンスは+31.17%です。一般的なロボアドは19%ですから12%ほど良い結果です。


なぜ好パフォーマンスが残せたの?

フォリオのロボプロならではの特徴を紹介しながら理由を言います。
途中には、私の実際の運用アプリ画面もあります!
FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)の特徴

ロボプロのパフォーマンスの特徴は
・下落局面に下げ幅が他社より小さい。(下グラフの赤囲み部分)
・上昇局面に伸びが他社より大きい。(下グラフのピンク囲み部分)
それを証明するグラフが↓
深緑と緑の2線の傾きの違いが判ると思います。上昇局面ではロボプロ(深緑)の方が急、下落局面では緩やかです。パフォーマンス結果が良いのはこの特徴があるからです。

これを実現できる理由は4つ。関連しているのは他社にはないAIの「レベル」と「使い方」にあります。
❶プロ向けのAI技術を流用
❷AIに40種類以上のデータを分析させて未来を予測
❸大胆なリバランスを毎月&臨時で実行
❹資産は全世界8種類に分散
❶プロ向けのAI技術を流用
ロボプロのAIは金融機関向けにAI技術を提供しているAlpaca社と共同開発して生まれたロボアドバイザーです。
ひと口にロボットアドバイザーと言いますが、AIのレベルは各社さまざまです。

私が参加したロボプロのセミナーで「他社には簡単には真似できないレベルです。」と運用責任者のM部長が言っていました。
❷AIに40種類以上のデータを分析させて未来を予測
銅や金価格、原油や債券の価格、金利など40種類以上のマーケットデータをAIに分析させて市場の先読みをしています。
優秀なファンドマネージャーもデータは分析していますが、40種類以上のデータを毎日見て分析するのは無理です。
AIが得意とするビックデータ処理能力を存分に活用しています。
❸大胆なリバランスを毎月&臨時で実行
リバランスは他社ロボアドでも実施しています。他社のリバランスは決まった割合に戻すこと。
ロボプロは割合が決まっていません。AIが弾き出した先行予測に基づいてダイナミックに割合を変えていきます。
米国株に危機が来るだろう、とAIが判断すれば米国株を0%にリバランスすることもあります。
リバランスは通常月1回ですが緊急に実施する点も好パフォーマンスの理由です。
22年3月は2回リバランスをしています。↓

❹資産は全世界8種類に分散
投資対象の資産は全世界最大時8種類に分散します。代表的なのは「米国株」「先進国株」「米国債券」「金」「不動産」などです。
種類は多ければ良いというものではありません。投資の王道とも言える株や債券の種類だけでなく、対象国も全世界にしてリスク分散しています。ETF(上場投資信託)なので機動的に売買ができます。
会社の姿勢:FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)のセミナーは時間無制限!

投資商品を選ぶ時に私が大切にしていることは「会社の姿勢」です。フォリオは主催するセミナーに現れています。
私は、ロボプロに投資する前から10回ほどオンライン生配信セミナーを受講しています。
オンライン生配信セミナーは不定期ですが、2ヶ月に1回くらい開催されています。
ロボプロは2020年1月リリース、ロボアドの中では後発です。2021年8月にSBIホールディングスに加わったことは株式会社FOLIOの実力を示しています。でも、まだメジャーではありません。
そのせいか、かなり丁寧なセミナーです。
メインスピーカーは部門の責任者M部長とA氏(初心者向けセミナー担当)がほぼ毎回担当します。
バックテストを丁寧に実施
バックテストとはリリース前の過去にロボプロを使ったとしたら、どんなパフォーマンスを出していたか?という仮想テストのことです。
過去には何度も下落局面や上昇局面がありました。その時ロボプロのAIは、どんな未来予測をしてどんなパフォーマンスを出したのかを確認しています。
何度もセミナー内で話してくれました。
募集行為に偏りがちな他社のセミナーとの違いを毎回感じます。
テストの実施は、新たなAIを開発したという理由もあったのでしょうか。投資家に高いリターンを返せるという自信を持ってからのリリースだったことが判ります。
生放送中の質問にも最後まで答える
事前と当日に質問を受け付けます。事前の質問は書き出して一覧で受講者に示されます。セミナー中にもZOOMのチャット機能で質問を受け付けます。
セミナーの予定時間をオーバーしても全ての質問にM部長が丁寧に答えてくれます。19:00スタートで21:00を過ぎることもよくあります。
アシスタントの女性S社員も途中退出が可能なことを案内しながら最後まで対応してくれます。

時間にルーズとも言えますが。。
でも、ここまでやるセミナーは他業界でも見たことはありません。
内情をギリギリまで話す
部門責任者がスピーカーだから出来ることかも知れません。時には「これをしゃべると社長に怒られますが」と言って質問から派生する話をしてくれます。
今、株式会社FOLIOが考えていることや運用実績でダメだった点とその理由、課題などです。ライバル社の社員が受講者にいたらどうするの?と思うくらいギリギリの内情を話してくれます

自身の裏返しかも!
ウェスルナビの説明会も何度か出席しましたが、登壇者から内容までレベルが違うと毎回感じます。
セミナーは投資者以外でも受講できます。
22年2月のセミナー資料がこれです↓

WEBサイトにはここまで具体的に掲載していません。
他社の最高リスクよりロボプロのパフォーマンスが良いことがわかります。
FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)のデメリット

私、フォリオの信者でも回し者でもありません。
ネットや書籍で言われている一般的なロボアドのデメリットでフォリオのロボプロにも当てはまるものを4つお伝えします。
❶手数料の高さ(税込1.1%)。
❷お任せで知識が身に付かない。
❸初回投資が10万円以上。
❹NISA対応していない。
一つずつ説明します。
❶手数料の高さ(税込1.1%)
毎月末の評価残高に対して1.1%の手数料が残高から引かれます。「1.1%は高い」という意見は多いです。でも私は妥当だと思います。
理由はリバランスの「頻度と手間」を考えた場合です。
私はロボプロ以外の投資で自分でリバランスを実行することがあります。5〜6商品間でリバランスを完了するには半日以上掛かります。
「現状の把握」「配分再計算」「売却&購入の口数計算」「パソコン操作」が必要です。売却と購入をするので1売買ごとに手数料が掛かります。
ロボプロは最低でも毎月1回7−8商品のリバランスを実施します。

じゃあ、リバランスしなければ良いんじゃない?

パフォーマンス向上にリバランスは欠かせないよ。

リバランスの有無がパフォーマンスにどう影響するのか?
ロボプロのサイトで説明しているよ。
グラフ線、深緑太線は毎月リバランスをした時、細線はリバランスせずに放置した時です。1年後の差はなんと8.17%もあります。

リバランスはリスク調整機能もあります。頻度は多ければ良いとは限りません。「実行タイミング」は初心者には非常に難しいです。
「手間と難しさ」「ロボプロのパフォーマンス結果」を考えれば1%(税抜)の手数料は決して高すぎるとは思いません。
※投資時(積立時)の購入手数料は不要です。
❷お任せで知識が身に付かない
その通りだと思います。ロボプロは「投資一任運用型」。
全てお任せ全自動です。
自分で投資知識を身につけようとする人には不向きです。
見方を変えれば「投資の勉強をしたくない」「する時間がない」人には向いています。
私はセミナーに積極的に出席することで投資知識を付けています。
❸初回投資が10万円以上
THEOなど他社のロボアドでは最低投資額1万円があります。
ロボプロは、ハードルが高いことは確か。他社は1円投資もありますので10万円とは比較になりません。
ただ、投資を始めるには10万円以上の資金は準備した方が良いと思います。自己資金数万円ではロボプロは始められません。
❹NISA対応していない
ウェルスナビでは「おまかせNISA」というコース名でNISAの非課税制度を利用することができます。
売却利益に対して約20%の税金を引かれるのはロボプロのデメリットです。
ウェルスナビの注意書きをよく読むと、
「全てをNISA口座で運用するわけではない。」
「売却時にどちらの口座から売却するかは自分で指定できない。」
など15項目以上の注意事項があります。
NISAは2024年に制度内容が変更されることが決まっています。制度の変更内容によってはウェルスナビのおまかせNISAは、今以上に複雑になることも想定されます。
NISA口座はひとり1口座しか持てません。ロボアドでNISAを使うと将来少し面倒なことになる気がします。あくまでも主観です。
FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)のスタートは15万円が理想

初回投資+5ヶ月積立=半年分=15万円の資金準備ができると理想です。
確実な成功に近づくためには「継続=積立」が大切です。初回最低投資が10万円。積立は毎月最低1万円です。
ロボプロのセミナー講師M部長も「ロボプロのメリットは、長期積立することで多くを享受できます。」と言っています。
フォリオのロボプロに限りませんが「長期・積立・分散」は投資の基本だと思います。
次は、スタート時の簡単さや継続した時のお得な特典を紹介します。
口座開設はスマホやパソコンで最短翌日完了!
免許証やマイナンバーカードなど本人確認書類の準備があれば、最短で翌営業日に口座開設ができ投資がスタートできます。
スマホやパソコンでは心配、という場合はウェルカムレターという郵送を利用した口座開設も可能です。
口座開設も資金移動もパソコンまたはスマホアプリでもOKです。アプリも直感操作できるので超簡単です。
積立資金は自分の銀行口座と連携できます。連携させれば資金移動も自動ですので手間いらず。積み立て忘れもありません。
不明な時は電話やメールでのカスタマーサポートも準備されています(電話は平日10:00〜16:00)。
積立継続者へ手数料キャッシュバックあり!(抽選で50人にひとり)

手数料の1.1%が高いのでは、というお客様の声で2022年から新たに導入されたのが「長期積立特典」です。
積立回数が15回を超えると3回ごとにチャンス発生。
50人に1人の抽選ですが直近3ヶ月に支払った手数料の最低でも70%、60回積み立てれば、支払い済み手数料3ヶ月分の100%がキャッシュバックされます。
派手な期間限定キャンペーンではなく「積立が大切」というロボプロのポリシーや特徴と合致した特典だと思います。
⇧⇧入金なしでもOKです。口座開設しておけばいつでも始められます⇧⇧
まとめ 実績公開!FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)は本物

・2020年5月〜10ヶ月の積立投資額24万9千円が27万506円、+8.7%になっています。
【ロボプロのパフォーマンスの特徴】
「下落局面で下げ幅が他社より小さい」「上昇局面で上げ幅が他社より大きい」(2021年1月〜22年2月において)
【特徴が出せる理由】AIの独自性が大きい。
具体的には
❶プロ向けのAI技術を流用
❷AIに40種類以上のデータを分析させて未来を予測
❸大胆なリバランスを毎月&臨時で実行
❹資産は全世界8種類に分散
私の主観:セミナーには会社の姿勢が現れている。部門責任者が時間に関係なく質問に全て答える点など。
【デメリット】
①手数料が高く感じる(税込1.1%)
リバランスの手間とタイミングの難しさを考慮すれば私は妥当と思う。
②お任せで知識が身に付かない
投資の勉強をしたくない、時間がない人には向いている。
③初回投資が10万円以上
投資を始めるときは10万円程度は準備できるといい。
④NISA対応していない
他社のNISA対応ロボアドは注意事項が多い。24年の制度変更対応は不透明。
【口座開設から積立継続の特典まで】
口座開設は最短翌営業日。
スマホ(アプリ)やパソコンから簡単に手続き出来ます。
銀行口座連携すれば資金送金や積立設定も簡単で手間いらずです。
電話(平日10:00〜16:00)やメールでのカスタマーサポートもあります。
投資には「絶対」はありません。ロボプロが将来に渡り他社ロボアドに比べて良いパフォーマンスを残すかは不明です。
私は他の投資も続けながら最低でも5年は積立を続けてみようと思っています。
最後にお伝えしたいのは
投資では時間を味方につける=1日でも早く始める。が大切です。
投資の最終判断は自己判断でお願いします。
フォリオロボプロの公式ホームページでロボプロ運用を考える↓
コメント 感想やご意見をいただければ嬉しいです