
資産運用は何から始めるべき?

投資って株がメジャーでしょ?

損するものには投資したくない
私も最初は失敗もしました。最初は誰でも判らないことだらけ。日本では資産運用や投資の教育をしてきませんでした。勉強せずに株を購入するのは、よほどの余裕資金でなければやめた方がいいでしょう。
では銀行の超低金利の定期に預けておくだけにしますか?
アリさんの投資経験は25年強。20代に投資信託の一括購入から始まり、40歳過ぎから勉強と実践を続けながら55歳になります。着実に資産増えています。
リーマンショック(2008年末から約4年間)もコロナショック(2020年3月から約半年)も乗り切っています。今は、
・投資信託(約15商品)
AIによるロボット運用含む
・現物株式投資(7銘柄)
・外貨保有(USドル、豪ドル、NZドル)
・プラチナ(かつては金も)
などを中心に資産運用しています。
経験から得た初心者向けの投資におすすめの手法についてお話をします。
結論 初心者は積立投資信託から始めよう!


なぜ初心者に積立投資信託をすすめるの?

投資信託は専門知識がなくても上手に購入すれば損する確率が低いからだよ。
積立てると価格の上下に精神的に振り回されなくて済むよ。

株やFX、不動産投資、仮想通貨など儲かった話をたくさん聞くよ!
そんな投資をしたいんだけど!

初心者が最初に株やFXなどに手を出すのは危険すぎるよ!
投資信託は短期間で大儲けはできないけど、10年先を考えれば堅実な投資手法だよ。
投資対象の金融商品はさまざまな要素で価格が上下します。経験豊富な投資家でも1か月後の価格は当てられません。世の中で何が起こるか誰にもわからないからです。
投資信託は字の通り「投資を信じて託す」
言葉を付け加えると「投資運用をプロを信じてプロに託すこと」
上手に購入すれば、と言いましたが、同じプロでもより優秀なプロを選ぶ事と上手な買い方が大切です。
次からは「優秀なプロの選び方」と「上手な買い方」について書きます。
優秀なプロはどうやって選ぶのか?

超優秀なプロ(=将来の成績が飛び抜けて良い投資信託)を選ぶのはほぼ不可能でしょう。
あくまでも過去の実績を参考に、この投資信託(プロ)ならいい成績を残してくれそうだと予測するしかないです。

じゃあ、初心者はどうしたら良いの?

平均的な成績を残してくれそうな投資信託を選ぶ
というのが簡単な方法だよ。
平均的な成績を残してくれそうな投資信託のことをインデックスファンドと言って良いと思います。
日経平均株価に似た価格変動をする投資信託や米国S&P500株価に似た価格変動をする投資信託などがインデックスファンドの代表例です。
平均的な成績と言っても毎年必ず儲かるという訳ではありません。儲かる年もあれば損する年もあります。
初心者が選ぶ商品の選択に、マーケット全体の動きに連動する「インデックスファンド」は適していると言えます。
上手な買い方ってどうするのか?


優秀なプロを選ぶのは難しい。
インデックスファンドが良いのは判ったけど上手な買い方ってどうしたら良いの?

一度に買うのではなく何度にも分けて
分割して買うことだよ。
分割して買う、を言い換えると「積立購入」です。
例えば10万円分の投資信託を買う資金があったら、一度に10万円を使うのではなく毎月1万円や2万円づつ10回や5回に分けて買うということです。

なぜわざわざ分けて買うの?

投資信託は日々値動きしているから
平均的な価格で購入するためだよ
将来売る時のことを考えましょう。価格が安い時に買って高い時に売れば儲かるのは判ると思います。
でも将来から見た時に買う時(今)の価格が高いか安いかは誰にも判らないです。最終的に平均的な価格で買うことを目指すためにタイミングをずらして購入します。
さらに言うと、買う時は毎月定額で買うことも大切です。この買い方がドルコスト平均法と言われる手法です
「一括投資」か「分散投資」のことです。○○ショック等の価格下落時に精神的にハラハラしなくて済むのが「分散投資」です。価格が上昇一辺倒の場合は得する度合いが小さくなります。
投資で大切にしたいことは「損する額」と「損する確率」をゼロにする

サラリーマンの私にとって大切な投資方針は「損する額」と「損する確率」を限りなくゼロにすることでした。
言い換えると「大儲けは出来ないけど、儲かる確率を上げること」です。
投資初心者にとっては同じ気持ちが多いのではないでしょうか。
損しないだけなら「日本円で貯蓄」でも良さそうです。しかし、貯蓄は定期預金すらほとんど増えません。収入変わらず、物価や税金が上がれば実質的には貯蓄では減ってしまいます。
投資を始めるときに、大儲けした人の情報をまねて損してしまう人が多いです。大儲けした人は大損しているケースもありますが、その情報は価値がないので世の中にあまり出てきません。
損した初心者は「投資は怖い。2度としない」となってしまいます。投資や運用には100%はありません。でも怖がる必要もありません。
投資・資産運用のスタートは積立投資信託が最適、のまとめ
・投資対象は「投資信託」にする
運用をプロに任せることを意味します。
・投資信託は平均的な「インデックスファンド」を購入する
プロとは言え将来は約束されないので平均を選択する。
・購入は定額定期の積立購入にする
値動きする投資信託を平均的価格で買う手法にする(ドルコスト平均法)。
投資経験25年のアリさんからの初心者に対する答えです。
最後まで読んで頂きアリがとうございました!
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