・(株)財コンサルティング(以下財コン)の有料会員(FP会員)になるか悩んでいる人。
・財コンがどんな会社か知りたい人。
・財コンとの取引を迷っている人。
・有料会員になるか、ならないか決めることができる。
・財コンの姿勢や思想がわかる。
・投資信託の購入方針を決めるきっかけになる。
・投資に関する「学び」を考えるようになる。
※(株)財コンサルティングは大阪市に本社があります。「金融商品仲介業者」と「投資助言業」の両方を営む日本でも数少ない独立系金融業者(IFA)です。
IFAって何?という人はこちらの記事を参考にして下さい↓

私は投資経験25年以上、33年ビジネスマンを続けています。現在は「株式」「投資信託」「外貨」「貴金属」「ロボット投資」などの投資を行なっています。
財コンとの付き合いは2022年で8年が経過しました。財コンでの投資信託は着実に増えています。財コンを知った時にIFAという言葉も知りました。
2022年の有料会員更新を2021年12月に完了しています。
この記事には財コンから私が得たもの、有料会員と無料会員の違い、財コンの考えや方針が書いてあります。最後には有料会員が向いている人と向いていない人も紹介しています。
※財コンでは有料会員(FP会員)が基本です。「無料会員」という言葉はこの記事内で判りやすくするために使用している表現です。
結論 財コンから得たものはお金の増加と金融知識

財コンで積立投資を始めて2022年で8年が経過します。有料会員は初年の2020年から入会しています。2022年で3年目です。

財コンのアドバイスで投資信託を購入してよかったです。
お金や金融についてとても詳しくなりました。
投資相談なども出来てとても助かっています。

自分の選択は正しかったと思いたいんじゃない?
実際お金は増えているの?

7年で投資額の130%になっています(2021年7月時点)
2021年11月時点では投資額の136%です。
それ以外にも

金融知識が身につき、大切な金融情報が選べるようになりました。

財コン以外の投資信託商品(iDeCoや家族の投資信託など)が自分で選択できるようになりました。全てが順調に増えています。
財コン有料会員の今後
有料会員制度は2022年で3年目です。今後、変化はあるかもしれません。
例えば
・有料会員数の増減や業績による年会費の上下。
・有料会員の特典内容の変化
などです。
有料会員は2019年まで無料提供していたセミナー参加や面談、ホームページ情報の内容を充実させて始まりました。当時の稲葉社長自ら「非常にチャレンジングなビジネスモデル」と言っていました。
チェレンジングな事業なので今のまま継続できるかは判りません。でも仮に財コンが倒産しても購入した投資信託は法律で守られます。
財コンはPWM証券への仲介業者だからです。
22,000円(税込24,200円)の年会費の価値

年間22,000円(税別)が高いか安いか。これは悩むところかと思います。
私も悩みました。FP会員入会説明会を聞いたあと、担当アドバイザーに何度も質問をして自分の迷いを解消しました。
最も悩んだことは、財コンのオフィスがある大阪や東京に住んでいないことです。当時はオンライン面談という手法がありませんでした。一番大きな価値と思った「面談」を受けるのに会費以外に1万円程度の交通費が掛かってしまうことでした。
この点はアドバイザーも承知していて、有料会員の入会を無理にすすめることはしませんでした。
年会費については、月換算したら1,830円(税込2,016円)です。年会費は
・将来の安定に向けてのアドバイス料
・授業料
・自己投資
と考えました。
お金の専門学校の無料体験講座とメルマガで学ぶのもアリです。記事はこちら↓

有料会員と無料会員の違い

有料会員は以下を利用することができます。
個人面談

面談ではどんな話をするの?

最初に担当アドバイザーと将来計画と現在の生活状況を確認します。同時に
目標額と達成時期を共有します。
最初の共有が大切だと財コンは言います。
皆さんはご自身の将来の目標額や達成時期は明確になっていますか?目標額や達成時期は人それぞれなので投資方針も人それぞれです。
財コン独自のシートを利用して家族年収、税金、社会保険料、貯蓄から生活費を算出します。
財コン以外で持っている資産もシートに記載します。「この状況であればここをこうして行きましょう」という具合に面接を進めます。収入や支出、計画は変わる場合もあるので毎年繰り返して修正していきます。
規約には面談は基本年1回、ただし要望があればアドバイザーと協議のもと複数回も可能と記載があります。2021年は2月、2022年は1月に実施しました。
私は直接訪問せずにリモート面談を利用しています。電話も含めれば年4〜5回はアドバイザーと直接話しをしています。メールを含めれば10回以上やり取りした年もありました。
年2回のセミナー参加

世間には資産形成や資産運用の無料セミナーは数多くあります。
私は独立系IFAの無料セミナーも50回以上参加していますが、財コンの有料会員用セミナーは扱う内容が違います。
無料セミナーは初心者向けに「長期」「分散」「積立」が大切ですよ。投資信託を選ぶときの注意点は手数料が安いことですよ。という内容です。
最後は自社と取引をしてもらうことが目的のセミナーです。そのようなセミナーが悪いとは思いませんが「投資商品を自分で選ぶ知識がつくか」と言えばNOです。
財コンのセミナーは、世の中の金融や老後生活ための内容です。言い換えれば「学び」です。若い方や主婦、ビジネスマン、どんな人が聞いても役に立ちます。
・財産を守っていくには何が必要か。
・財産を増やしていくには何が必要か。
・世の中にあふれるお金に関する情報で何が正しくて何に惑わされてはいけないのか。
セミナーを通じてこんなことを教えてくれます。
私が役に立ったセミナーの一つに「外貨に関する誤解と正解」と題するものがありました。セミナー受講後は、それまでやっていた外貨投資に関する姿勢や考え方が変わりました。
セミナーは年2回が基本です。集合型以外に、リアルタイムのオンラインや後日動画での視聴もできます。
私が20代に財コンのセミナーを私が受講できていたら、50代の今頃はもっと違う資産状況になっていたと思います。
会員サイトの閲覧
稲葉会長を始め、全アドバイザーのコラムを読むことができます。(稲葉社長は2021年11月に会長職に就任、社長は田中唯氏に交代しております。郵送で挨拶状が届きました。)
コラム更新時にはプッシュ型でメールが来ます。私は月に1−2回は読んでいます。
2020年3月コロナショックの直後に当時の稲葉社長自ら出演の緊急動画が3回ほど連続配信されました。動画の内容は、今取るべき行動、取ってはいけない行動、今後こうなったらこうしましょう。という内容でタイムリーで的確な社長メッセージでした。
私は財コンとのお付き合いが6年あったおかげで、コロナショックでも慌てることはなかったです。それでも社長メッセージはとても勉強になりました。
その他相談事

私は、その他の相談事が出来る点が非常に心強く感じています。財コン商品以外でどうしようか迷いが生じたときに意見を聞いています。
どこまでがサービスの範囲なのか明確ではありませんが、嫌な様子もなく考え方や意見を聞かせてくれます。
でも「どんな商品がおすすめですか?」という質問には答えてくれないと思います。
財コンで購入している商品がおすすめだからです。
財コン以外の商品について最後に決めるのは自分自身です。アドバイザーは会員がよほど間違った方向に進もうとしない限り断定はしません。
投資の主治医というかセカンドオピニオンというか、そんな感じです。
財コンという会社の思想やポイント

日本人は生きていくのに大切な「お金」に関する教育を今まで受けて来なかったので、正しい判断が出来ない。
創業者の稲葉会長はこんな日本人のお金に関する状況を変えたい、という思いで財コンを始めたと聞きました。一時は教育機関としての事業も考えたとおっしゃっていました。
財コンで積立をする投資信託は流行の「購入手数料無料」「信託報酬が非常に安く」市場の平均をベンチマークとするインデックスファンドではありません。
インデックスファンド以上のリターンを目指すアクティブファンドが中心です。
債券も同時に購入します。株価大暴落時にも資産を大きく失わないためにです。
全顧客が複数の同じ投資信託を同じ割合で購入することになります。
非常に独特で賛否があると思いますし、デメリットと表現することも出来ると思います。
私は財コンで勉強したことを活かして、財コン以外でも投資をしているので自分のポートフォリオで好きなように商品選択をしています。
稲葉会長は自社の手法で数年前に生涯の目標金額を達成したと公言しています。セミナーで自身のトータルリターンを見せてくれたこともあります。
財コンは金融の素人でも、市場から撤退しない限り(投資をやめない限り)非常に高い確率で出来るだけ安心して資産を増やすことを目的としています。
債券も購入しているので大きく勝つことより負けない、確実に増やしていくことに主眼を置いています。
債券があっても、財コンが選択している株式系投資信託の成績は満足しています。ポートフォリオ全体の運用実績にも異論はありません。
私は財コンの信者でも回し者でもありません。ただ、自分自身の投資スタンスや安心感を身に付けるきっかけになった会社が財コンです。
財コンの積立スタイルや投資方針も2015年以降何度か進化しています。投資商品やポートフォリオが変化しています。その都度丁寧な説明が有料会員にはありました。
世界の金融界の動きにしっかり対応しています。
注意事項

財コンの有料会員は年中募集していません。
2021年に行っていた新規有料会員募集は2022年分です。2022年分の会員募集をいつまで行うのかは不明です。
2020年は新規の募集をしませんでした。
理由は、財コンのコンサルタント在籍人数が限られており、新規会員を受け付けると十分なフォローが出来ないと判断していたからと有料会員には説明がありました。
2022年分の新規受付活動は新たにコンサルタントを確保できたことによる有料会員募集です。
ここからも財コンの経営姿勢が判ります。
財コンは有料会員制度が始まる前の数年間も新規での無料会員受付はしていませんでした。
様々な内部の事情や考えがあっての事だというのは何度かのセミナーを通じて説明がありました。
まとめ

正しい金融知識を身につけながらお金を着実に増やしたい。
将来の水先案内人(アドバイザー)が欲しい。
財コンの考え方(経営方針や投資方針)に共感できる。
このような人には年会費22,000円の価値はあると思います。
一方で
自分で投資信託商品を選びたい。
ポートフォリオ(購入割合)は自分で決めたい。
お金についての学びは財コン以外でやっている。又財コン以外で学びたい。
向いていないどころか、このような人は無料会員にもなれません。
財コンのお勧めする投資信託商品と割合を淡々と積立購入したい。
面接や家計設計相談、勉強素材は一切不要な人。
※財コンでは無料会員は積極的には募集していません。「無料会員」という言葉は判りやすくこの記事で使っている表現です。
無料会員でも有料会員でも財コンでの運用成績は変わりません。
ただし、同じ金額を同じ期間積み立ててもリバランスの実施内容によっては運用結果は変わります。
今回の記事は、投資初心者には少し難しい言葉が出てきたかもしれません。
リンクを貼って説明できている部分もありますが、その他の用語解説については検索してみて下さい。
最後まで読んでくれてアリがとうございました!
ビジネスマン歴32年、投資歴25年以上、陸上競技経験なしで47歳からランニングを始めダイエットの成功と体型維持が出来ています。
忙しいビジネスマン、お子さんがいて家族のために時間を使い自分の健康への気遣いやお金の勉強もしなくちゃいけない、でもなかなか時間がない。そんなあなたにお役に立てると思います。
興味がありましたら読んでみて下さい!
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