この記事はこんな初心者ランナーに送ります。
・限られたお小遣い、ランニングシューズに2万円以上は使えない(泣)
・日本メーカーのシューズが好き!
・スピードより安定性を求めた走りをしたい!
・ランニング初心者でまだシューズは何が良いのか判らない。
・ランニングシューズは多すぎて選べない。
初心者ランナーや、ご家庭を持つランナーの気持ち判ります。私はお小遣い制のサラリーマンランナー。ランニング始めたばかりの頃はシューズ選びで悩みました。

ショップに行くと流行りの最新モデルが置いてあって、値札を見るとちょっと引く。。確かに良いのは判るけど、値段が高い、、

最新モデルじゃなくても良いけど、ちゃんとしたランニングシューズが欲しい

初心者にはどんなシューズがいいのかな
ってアリさんは思っていました。
この記事には安心できる日本メーカーのアシックスとミズノの長寿シリーズを紹介し、安く手に入れる方法を書いています。
私も最初はアシックス製を履いていました。歩行やランニングが専門の柔道整復師さんもお薦めするシューズです。
この記事を読むと初心者ランナーでも満足するシューズ選びと、上手なお金の使い方ができるようになります。
結論:日本2大ブランド「アシックス」と「ミズノ」のシリーズを重ねた型落ちを選ぶ

日本人の足に合うシューズは日本メーカーの得意分野。25年以上前から販売しているランニングシューズのシリーズがあります。
初心者が選んで間違いないと思うのは「アシックスのゲルカヤノ」と「ミズノのウェーブライダー」です。
上手なお金の使い方をするなら、型落ちをあえて選ぶ。
2社は、トップアスリート用のシューズも販売しています。トップレベルの技術が初心者用にも活かされています。
海外メーカーのナイキやアディダスも日本人を意識したシューズをたくさん出しています。
トップアスリートが使用していたり、報道で注目されるのは海外メーカーの厚底である事が多いですよね。
良いシューズである事は間違いありませんが、初心者が履くシューズではないと思います。特にカーボン入りシューズを履きこなすには高いレベルの筋力やフォームが必要です。
価格も高額で家庭を持っているランナーにはちょっと手が出せない価格です。
海外メーカーにも初心者用のシューズはありますし、何年かシリーズを重ねたものもあります。今回は、私の歩行や走りの矯正師でもある柔道整復師さんも勧める日本メーカーのシリーズを紹介します。
膝痛がきっかけで4年以上お世話になっている柔道整復師さんおすすめのシューズです。
膝の故障と柔道整復師さんの記事はこちら↓
アシックス ゲルカヤノシリーズとは

アシックスのゲルカヤノは1993年に初代が発売されました。当時のアメリカ市場でフラッグシップモデルとして最新技術が詰め込まれたシューズでした。
初代開発者、榧野俊一さんから命名されました。今では年間300万足を売り上げるアシックスを代表するシューズです。
クッション性と安定性を兼ね備えています。10代目で上部のフィット性を数値化し、25代目では底面を2層構造から1層に大きくリニューアルし飛び跳ねるような感覚を実現しました。
毎年リニューアルして2021年は28代目が最新モデルとして発売中です。29代目は2022年夏に発売予定のようです。
ミズノ ウェーブライダーシリーズとは

ミズノウェーブライダーは1997年に初代が発売。
最新モデルは2021年の25です。
2021年に買うならゲルカヤノであれば27か26。ウェーブライダーなら24か23。
ソールの経年劣化を考えると2代前までにしておいた方が良いでしょう。価格や満足度のバランスも非常に良い選択になります.
アリさんも本格的ランニングシューズの最初の2足はゲルカヤノを履きました。
日本ブランドの型落ちでいい理由

型落ち?
と思うかも知れません。でも、このどちらかのシューズであれば型落ちでも初心者には全く問題ありません。
但し、2代前迄にしておいた方がいいと思います。理由はソールを中心にしたゴム部分の経年劣化です。
クション性にも影響しますので1代前、せいぜい2代前までにしましょう。
型落ちでいいと言う理由は4つ。
- 価格が安い。
- かかとのホールド感、ソールのクッション性、耐久性などの機能や品質は大きく変わらない。
- 改良を重ねた長い歴史に裏付けられた技術力が生きている。
- シリーズが長く続いているのはランナーから支持されている証拠。
1:価格が安い
価格は、ランニングに多くのお金を使える人は別ですが、特に40歳以上で家庭持ちのサラリーマンや主婦の方であれば非常に大きなメリットです。
最新型より6~8,000円程度は安く買えます。
2:かかとのホールド感とクッション性能、耐久性
初心者にとってシューズを選ぶ時に大切なのは「かかとがしっかり守られていること」シューズの中で足がブレないことです。
シューズの中で足がブレると足の故障の原因になります。
クッション性は衝撃吸収には欠かせません。特に膝への負担を減らすために重要な機能です。
耐久性はある程度の重さと引き替えです。2つのシリーズは決して超軽量シューズではありませんが、600キロ程度走っても十分耐えられるだけの耐久性があります。
3:長い歴史に裏付けられた技術
毎年リニューアルするには絶え間ない研究とその成果を商品に反映させなければ出来ないことです。
リニューアルが25年〜30年続いていることを考えると、型落ちでもその技術力の進歩を十分に享受できます。
4:ランナーからの支持
ランナーに支持され続けなければ長年のシリーズは続きません。
技術の研究と進歩、これは期待してくれているランナーに答えようとするメーカーの姿勢でもあります。
良いシューズである証拠です。
総合的に考えるとコストパフォーマンスが非常に良いのが日本メーカーの型落ちと言えると思います。
デメリット
デメリットは型落ちは在庫が少なく、思ったサイズや色がない場合があることです。
サイズは走りに影響するので妥協したくないところです。
カラーは少し妥協することになる場合があります。
型落ちは実店舗には置いていないことが多いです。
展示スペースや利益確保上の問題等で最新版を置いているケースが殆どです。
最新版に入れ替わってすぐは在庫処分上、2つのシリーズを置く場合もあります。
ネットでしか買えない場合が多いのでご自分の足のサイズはしっかり把握するか、店舗で試し履きをしてみてください。
シリーズが進む中で非常に大きな技術革新が起きている年があります。
特にソールの素材や配置です。
型落ちが全般的に非常に安くなっている場合はそれに該当する場合があります。
そこの情報には注意して、分かっていれば知った時の後悔もなく良いと思います。


具体的体験談

アリさんはゲルカヤノ25が最新の時代に6,000円台でゲルカヤノ23を購入し約600キロ使いました。
次は27が最新の時代に同じく6,000円台で25を買ってやはり600キロ以上使いました。
いずれも最新型なら12,000円〜15,000円程度していたと記憶しています。
2代前でなにか支障があったかと言えば全くありませんでした。大会会場に行っても周りと見劣りするわけでもありません。
友人やショップ店員に話す時も「ゲルカヤノ」と言えば数字まで聞いてくる人は殆どいません。「あのゲルカヤノね」と相手にも判ってもらえます。
特にショップ店員に次のシューズを選ぶ時にとても良い参考情報になります。

2021年最新モデルのゲルカヤノ28はアシックス公式HPでの価格は17,600円(税込)です。27なら8,000円〜10,000円程度でネットで買えるのを見つけました。
ウェーブライダーを選ばなかった理由は接骨院に置いてあった2つのシューズのうち、何となくゲルカヤノの方がかっこよく見えたのとサイズが無かったから。
シューズショップ店員さんによると、ウェーブライダーとゲルカヤノを比べた場合、ウェーブライダーの方が幅が少し広めです、と言う人が多いです。
アリさんはショップで履き比べたことがありますが、その場で足踏みする程度では、大きな違いは感じられませんでした。
甲(アッパー)部分のホールド感も若干違いますが、紐で調節できる範囲もあります。ご自身の足の形が極端な特徴が無いのであればどちらでも問題ありません。
まとめ

ランニング初心者にとって間違いのない、コスパのいいシューズ選択のおススメは
日本製の歴史ある初心者向けランニング専用シューズの型落ち(2代前まで)
具体的には
アシックス「ゲルカヤノ」とミズノ「ウェーブライダー」
理由は
1.価格が安い
型落ちだと最新モデルの6~8,000円程度安くお財布に優しい
2.初心者に必要な機能はしっかり備わっている
かかとのホールド、クッション、耐久性
3.長年の歴史に支えられた技術力
メーカーの姿勢が表れているシューズ
4.ランナーに支持されている
良いシューズだから支持され、25年以上の継続販売となっている
1.在庫が少ない
サイズやカラーが選べないことがある。サイズは妥協しない方がいい。
2.飛躍的進歩のタイミングは知っておく
最新版との違いは理解しておいた方が精神的ショックがない。
ランニングで身に付けるグッズで一番高価な部類がシューズです。
しかも消耗品です。お金を上手に使ってランニングを継続しましょう!


最後まで読んでいただきアリがとうございました!
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