
ランニング始めたけどそろそろちゃんとしたシューズを買いたい!

ランニング始める時はシューズを買ってから始めたい!

メーカーも商品もたくさんありすぎて選べない、、

ショップの店員さんは自分が売りたいシューズを勧めてくる気がする
ランニング初心者にはシューズ選びは大切ですが難しいです。メーカーも種類も多すぎますよね。最新スタイルの厚底シューズが良いのは判りますが、基本的には中上級者向きが多いです。
初心者にとっては軽ければ良いというものでもありません。
私、アリさんの自己紹介をします。
・陸上競技経験なしの47歳でランニングを始めて8年間継続中。
・始めて5年ほどは膝痛(ランナー膝)に悩まされた。
・51歳で初挑戦したフルマラソンで完走。
・体型をキープし、年間を通して楽しみながらランニングを続けています。
この記事ではランニング初心者がシューズを選ぶ時に、どんな点に注意したら良いのかを3つのポイントが書いてあります。具体的にどのシューズが良いのか、今発売中のシューズから3つ絞って紹介します。ご自宅で簡単に自分の足の大きさを測れるツールの紹介やネット購入についても書いています。
この記事を読めば初心者でもショップ店員さんのセールストークを上手に聞きながら、自分に合ったシューズが選べるようになります。
この記事に書いてあることをショップで試してみるとシューズの違いが実感できます。初心者に合ったシューズを使うことで快適なランニングライフが待っています。
結論:シューズ選びのチェックポイント3つは「踵(かかと)」「ソールのねじれ」「指の曲がり」

初心者がシューズを選ぶ時に大切にするポイントは3点です。
- 踵(かかと)のホールド感
- ソールのねじれ具合
- シューズ先端の曲がり具合
一つずつ解説します。
踵(かかと)はしっかりした硬さがあること
踵部分を親指とそれ以外の3本もしくは4本指でギュッと摘んでみましょう。
こんな感じで↓

びくともしない硬さというと大袈裟ですが、柔らかさを感じないくらいにがっちりしたシューズを選びましょう。
理由はかかとをしっかり包んでくれてシューズの中で足がブレないようにするためです。
初心者は走りのフォームが安定しせん。その状態でかかとの柔らかいシューズを選んでしまうとフォームが非常に不安定になり、故障や痛みの原因になります。
シューズ全体は少し重くなってしまいますが、初心者は軽量より安定性が大切です。かかとは硬めのシューズを選びましょう!
ソール(底のゴム部分)が簡単にねじれないこと
片手でシューズのつま先をもう片方でかかと部分を持って横にねじって下さい。
こんな感じ↓

簡単にねじれない程度の硬さがあるシューズを選びましょう
理由はかかとと同じ、走りやフォームの安定のためです。ランニングは足裏が唯一かつ全ての接地場所です。
アリさんが8年ランニングを続けていて大切さを実感していることは『足裏』です。走ることが全てのランニング、他のスポーツ以上に足裏が大切です。足裏の安定感はフォームが固まっていない初心者には特に大切です。
クッション性とは違います。クッションも大切ですが、ランニング専門シューズなら一定以上のクッション性は持っています。
高度なクッション性を求めるとソールの素材や厚さに関連するので価格も高額になります。クッション性はスポーツメーカーのランニングシューズを選べば、初心者が大きく気にする必要は無いと感じています。
足指のつけね部分がしっかり曲がること
シューズの先端部分を甲の方向にギュッと曲げてみましょう。
こんな感じ↓

足指の付け根の部分が柔らかく曲がるかを確認しましょう。
理由は最後に地面を蹴るのは足指だからです。
足の蹴り出し時にしっかり蹴れるかどうかは、シューズのこの部分が柔らかいことが必要です。足指の根元部分がしっかり曲がるシューズを選びましょう。
この3つのポイントが全て揃ったシューズを選ぶようにしましょう!
柔道整復師のアドバイス

この3つのポイントはアリさんが膝の痛みを訴えて駆け込んだ整骨院の柔道整復師さんから教えてもらったことです。

膝の痛みの原因は色々あるけど、足に負担の掛からないしっかりしたシューズを選ぶことも大切ですよ!
アリさんが通う接骨院は運動選手だけでなく、主婦やサラリーマンの身体の不調をトータル的にケアをしてくれる医院です。シューズに関してはインソール療法も導入しています。言わば走りや歩きの医学的見地のプロです。
膝の痛みと柔道整復師についての記事はこちらをご覧ください

アリさんはシューズショップにも時々行って店員さんと話をしますが、この記事の3点を選ぶ時のポイントとしてあげる店員さんはあまりいません。
シューズショップは最新商品にスポットを当てることが比較的多く、シューズの性能や前モデルからの改善点を説明してくれることが多いです。各メーカーのシューズの細かな性能まで知っているので、その観点の説明が多くなりがちです。
でも、初心者は店員さんの専門的な話についていけない場合が多いのではないでしょうか。
これからランニングを始めようとする人、始めたばかりの人がケガや故障を出来るだけ少なくしたい場合は、シューズの基本的な構造が足のどこに影響を与えるのかを知っておくと良いと思います。
そのようにして選んだ1足を履くと、2足目以降のシューズ選びも自分なりの基準が持てるのでお勧めです。
具体的にはどのシューズか?

ではこの3点を満たした初心者向けのランニングシューズは何なのか?ですが、あまり多くても選べなくなってしまうので2社3シリーズを紹介します。2社とも日本のメーカーで25年以上同じシリーズの開発と発売を行っています。
海外メーカーが悪いわけではありません。入手しやすく日本人をより意識していると言う意味でここで取り上げます。
アリさんの通っている柔道整復師さんもお勧めしているシューズも含まれます。
- ミズノ(MIZUNO) ウェーブライダー(WAVE RIDER)シリーズ
- アシックス(ASICS) ゲルカヤノ(GEL KAYANO)シリーズ
- アシックス GT2000シリーズ
「シリーズ」と書いたのは多くのシューズにあることですが例えばウェーブライダーであればウェーブライダーの次に数字がついています。
2021年モデルは「ウェーブライダー25」です。25回(年)の改良を重ねていることが判ります。
ゲルカヤノは28、GT 2000は9が2021年時点の最新モデルです。ウェーブライダーとゲルカヤノは1990年代から発売が開始されています。30年近くの歴史あるシリーズです。
ショップ店員さんで海外メーカー好きの方やお若い店員はあまり勧めてこないシューズです。
毎年新しいモデルを発売しているので常に改良がされていて、最新の技術も取り入れているシューズです。初心者用ということもあり超軽量ではありませんし、派手な宣伝もしていませんのであまり目立たない存在かもしれません。
でも初心者が履く最初の1足としてはこの3つから選べばまず間違いないと思います。あとは履いた時のフィット感や好みのデザインや色で選べば良いと思います。
アリさんが最初に履いたのはゲルカヤノでした。そしてフルマラソンを完走したのもゲルカヤノ。フルマラソンを完走した時は初心者とは言えない経験を積んでいましたがゲルカヤノでも全く問題ありませんでした。
『何を履くか』よりも『シューズを選ばない走り』ができるようになることが大切だと思います。



ネット購入をする場合

ランニングシューズに限らず、身に付けるものは試着したいですよね。ランニングシューズならなおさらです。
いろいろな事情でショップに行けない人は
1:自分の足のサイズをしっかり知る
2:交換可能なネットショップで買う
これをすればネット購入もOKです。リアルのショップは色やサイズが限られていて買いたいものが無い!ということが良くあります。その点はネット購入が便利です。
サイズについてはご自宅でスマホカメラとコピー用紙を使用した計測ツール(サイト)があるのでご紹介しておきます。
長さはもちろん、足幅も計測できます。
今は買わなくても、『自分の足の大きさ』を知っておく事は今後のために大切です。
足の大きさとシューズのサイズは別です。シューズのサイズは足の長さプラス0.5〜1.0センチは必要です。
まとめ:初心者のシューズ選びチェックポイント3つ

初心者のシューズ選び3つのポイントと、それに合った具体的シューズ名についてまとめます。
1:踵(かかと)が柔らかくなくがっちりしていること
2:ソールが簡単にねじれないこと
この2点はフォームの安定につながり、痛みや故障の原因を取り除くことになる。
3:足指の根元部分がしっかり曲がること
地面をしっかり蹴り出すために必要で、パワーを最大限に引き出すことに繋がる。
1:ミズノ(MIZUNO) ウェーブライダー(WAVE RIDER)シリーズ
2:アシックス(ASICS) ゲルカヤノ(GEL KAYANO)シリーズ
3:アシックス GT2000シリーズ
歴史ある日本メーカーのシリーズ、超軽量では無いが初心者の最初の1足としてはおすすめ。
足専門の柔道整復師さんのおすすめでもある。
・ショップで試着出来ればその方がいいが、ショップに行けない場合はネット購入でも可。その時は以下の点に注意する。
1:自分の足の大きさ(足長・足幅)を知る
ASICS MOBILE FOOT ID で簡単に計測できる。
2:交換可能なショップを選ぶ
リアルショップは在庫が限られているので、ネット購入もメリットはある。
シューズはランニンググッズの中では高価で大切なものです。初心者にとってはモチベーションにも繋がる大切なアイテムです。でも調べ始めるとなかなか買えません。
お気に入りのあなたにフィットした一足を準備してランニングを楽しんでください!
この記事で紹介したシューズも出てくる「裏ワザ」のシューズ選びの記事もあります↓

最後まで読んでいただきアリがとうございました。
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