
さだまさしのコンサートってどんな感じ?

さださんのライブっておもしろいって聞くけど具体的には?

コロナでさださんのツアー今年は行けなかったけどどんな内容だったのかな?
さだまさしさんは、近年テレビ露出も増えて身近な芸能人になっていると感じています。新たなファンもいらっしゃると思います。昔からのファンも多いでしょう。
アリさんは2022年で55歳、さださんの音楽は13歳の頃から聞いています。
初めてのさだライブ参加は15歳頃、同級生のギター友達と行きました。
今まで100回前後のさださんのコンサートに行ったと思います。東は東京、南は九州長崎までの会場で色々なタイプのライブに参加しました。
日本のアーティストで最もステージ回数が多い人がさだまさしさん。
数えること4,500回以上です。(2021年10月11日の福島公演が4,500回目)2日に1度ステージに立っても25年は掛かる回数です。
そんなさださんのコンサートツアーに2021年の夏も行ってきました。さださんのライブの魅力や彼の人間性を独自の目線で紹介します。
さだまさし4,481回目の単独ステージです。
アリさんのその他のアーティストライブの参加記事はこちら↓


この記事を読んだみなさんに、さださんのステージの魅力や人間味が伝わり
彼の活動に注目したり
ステージを見てみたい!
さださんは魅力的な人間だな
って思ってもらえる人が増えたらいいな、と思いながらこの記事を書きます。
前代未聞のセットリスト(曲目順)

今回のツアーのセットリスト、コロナ禍とはいえ驚きました。セットリストとは曲目と曲順です。
最新アルバム(全14曲)と全く同じです!
スタートの1曲めも、アンコールのラストの曲まで完全ネタバレしてる。コロナ前のステージは20曲前後でした。時間制限がある中でのアイデアだったのかもしれません。
さださんのコンサートは昔から驚く事が多かったので、彼らしいと言えばその通りです。
ツアータイトルに最新アルバム名が付くことは、どのアーティストでもよくあることです。
2021年のツアーも春発売のアルバム名「さだ丼〜新自分風土記Ⅲ」というタイトルが付いたツアーです。

ツアータイトルにアルバム名がつく場合は、ライブで歌う曲数は多くてもアルバムの7割位です。例えば新アルバムが10曲収録だったらライブでは多くても7曲位、それ以外はアルバム収録でない曲を歌うのが普通です。
さださんは開演すると
「本日のアンコールはいのちの理由ですよ!(アルバムの最後の収録曲)」
「アルバム以外の曲は歌いません!」
とご挨拶!
こんなことを最初の挨拶で宣言するアーティストいません (笑)
このツアーのDVD映像が2022年7月6日に発売になりました。コンサート会場定価は7,700円(税込)ですが楽天やAmazonでは安く購入できます。

素晴らしいバンドメンバー

現在のさださんのステージバンド名は
さだ工務店
ピアノ、ドラム、ベース、ギター、パーカッション、バイオリン、チェロの7名が奏でる演奏もライブの見どころ、聴きどころの一つです。
ベテランから若手まで幅広い年齢構成で、さだ工務店単独ライブも開催。チケットは即日完売するほど優秀なアーティストが顔を揃えています。
ある時のステージでさださんはこう言っていました。
「次の若い世代を育てるのも自分の役割」
それを体現しているのが、さだ工務店です。
今回のツアーでは新アルバムと同じような編曲でしたが、さださんのライブの素晴らしさは、アルバムとは全く違う編曲が聴けることです。
アルバムではそれほど人気がない曲でもライブでは人気がある、という曲が数多くあります。例えば、山口百恵さんのために作った秋桜(コスモス)は代表の一つ。
さださんを知らない方々もイメージが出来るメロディと編曲です。結婚直前の娘の心境を綴った一曲です。
前奏のピアノの旋律は、さださんのアルバムや百恵さんのものとは全く違う雰囲気の曲に変身しています。このピアノの旋律をライブで聞くと社会人の娘を持つアリさんはとても感傷的になります。
歌詞は娘と母親を歌った歌ですが、父親のアリさんにもグッとくるものがあります。このピアノ前奏が始まっただけで毎回涙が出てきます。
長い年月の間にはバンドメンバーも代わり、バンド名も変わっています。人気があったバンド名は「亀山社中」。昔からのファンには有名です。
ステージトーク

さださんのコンサート名物はトークです!
学生時代に落語研究会出身のさださんのトークは長くて面白いことで有名です。
歌わないコンサートを実施したこともある位、人気と実力を兼ね備えています。また、ステージトークを集めた本やCDも発売しています。
今回のトークで面白かったのはご当地ならではの話題です。
『田中さんのお話」を紹介します。
さださんが中京地区でコンサートを開く時に主催者となるラジオ局の社員、田中さんとのエピソード。
さださんが移動中の出来事です。雪の影響で北陸から東京の飛行機が欠航し、急遽米原駅から新幹線に乗ることになった時のこと。
東京までの途中駅、名古屋のラジオ局で仕事をしている田中さんの携帯に電話してお弁当をホームまで届けて貰って助かった。
その日田中さんは休日で、使い走りみたいな事をさせてしまって申し訳なかった。田中さんにはさださんが若い頃からその時の事件も、それ以降もずっとお世話になっています。
という話でした。途中で、多くの笑いをとりながらいつも通りの絶妙軽快なトークでした。

そこで終わりかと思いきや、その田中さんがラジオ局の社長さんに先日なったとのこと。
そして何となんと
さださんの呼びかけに応じて、照れながらステージ脇から登場してきました!
会場は「驚き」「笑い」「拍手」で大盛りあがりでした。
こんな大笑いトークがどのコンサートでも繰り広げられます。
さださんは以前言っていました。
「僕の話に嘘はない」
「多少誇張している時はあるけど…」(観衆爆笑)
コンサートでしか見られないさださんの才能です。
最後のお決まり

さださんのステージにはアンコール前にお決まりがあります。
周囲への感謝の言葉です。
会場の皆さんにこう呼びかけます。
「今日も素晴らしい演奏をしてくれたステージのメンバーに拍手をお願いします!」
当然お客さんは拍手。さださんも会場のお客さんと一緒にメンバーに向かって拍手します。ここまでは他のアーティストでもよくある話。
さださんは次にこうも言います。
「そして今日も皆さんの見えないところで、このステージを支えてくれているスタッフの仲間にも大きな拍手をお願いします!」
と裏方で働くスタッフへの感謝の言葉を伝えます。
今度は本人、観客だけでなく、さきほど拍手を貰ったバンドメンバーも一緒になって最初以上の拍手喝采です。
記憶は定かではありませんが、この流れ、アリさんがさださんのコンサートに行き始めた40年ほど前から変わっていないと思います。
本当にさださんの周りにはいい人達が集まっているのだなあ。見方を変えれば、そういう人が集まる魅力のある人間なんだと思います。
最後に
いかがでしたか?
さださんの魅力、彼のステージの楽しさや奇想天外さが少しでも伝われば嬉しいです。
さださんは、ほぼ年中全国いたるところでコンサートを開催しています。プラチナチケットですので入手は困難かも知れませんが、興味を持たれた方は是非お出掛けください。
最後まで読んでいただきアリがとうございました!


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